スウェーデンハウスの庭に、
- totonoüのバレルサウナ
- LIXILの樹脂デッキ
- クローバーターフの人工芝
と外構を一通り整えてきた我が家ですが、住み始めてからじわじわと 「もう一つ欲しい」 となったのが 物置 でした。
最終的に選んだのは、
- イナバ物置「フォルタ FS-3014S」チャコールグレー
- 購入・設置は カインズリフォーム
- 総額 268,800円(消費税・基礎ブロック・組立工事込み)


そこで本記事では、「家を建てるときは優先度ゼロだった物置」を結果的に 心から導入してよかった と感じている我が家の体験を、施主目線で公開します。
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物置は「家を建てる段階では優先度ゼロ」だった
正直なところ、家を建てる段階では物置のことを まったく考えていませんでした。
理由はシンプルで、
- スウェーデンハウスの収納で足りるだろう
- 車のスタッドレスタイヤは 義実家の物置 に保管できる
- 庭はスッキリさせたい
という感覚だったからです。実際、引き渡し直後はそれで問題ありませんでした。
状況が変わったのは「外構が完成し、サウナを設置してから」
しかし、外構が完成し、庭にバレルサウナを設置してから状況が変わります。
「あれ、これも外に置きたい」「これも家の中じゃ不便」というモノが、家の中・玄関・車のトランクにじわじわと溜まりはじめたのです。
最低限、車のスタッドレスタイヤだけは置きたい——そう考え始めて物置を検討し始めましたが、結果的にもっと大きなメリットがありました。
我が家が物置に収納しているモノ
実際に設置してから入れてみたのは、次のようなモノです。
サウナ用品
- 水風呂用の簡易バス
- インフィニティチェア(外気浴用)
- サウナの メンテナンス用品(オイル、ブラシ、メンテ材)
▶ 関連記事:【庭サウナ】totonoüのバレルサウナを設置!後悔しない選び方と費用を公開
車関連
- スタッドレスタイヤ
- 車のメンテナンス用品(洗車用具など)
スノーボード関連
- スノーボード本体
- スノーボードのメンテナンス用品(ワックス、エッジング用具など)
▶ 関連記事:スノーボード板の選び方|体格とスタイルで決める5つのポイント
結果:「動線として外にある方が自然なモノ」が全部おさまった
そして実は、本当に重要だったのは 「家の中に運び込まなくて済むこと」 でした。
- 洗車のたびにメンテナンス用品を玄関に取りに行く
- サウナのたびにインフィニティチェアを室内から運び出す
- スノーボード前夜にワックスを玄関で塗る
これらは 「庭で完結する作業」なのに、収納場所が家の中だと毎回家を経由する動線になります。しかし物置を設置した瞬間、これがすべて屋外で完結するようになりました。
スタッドレスタイヤ単体のためなら義実家に置かせてもらえばよかったわけですが、動線が変わる暮らしの快適さを考えると、結果的に 心から設置して良かった と思っています。
物置メーカーの比較|実際に検討したのはイナバ・ヨドコウ・タクボ
物置の御三家といえば、
| メーカー | 代表シリーズ | 特徴 |
|---|---|---|
| イナバ製作所 | フォルタ/ナイソー など | 「100人乗っても大丈夫」のCMでお馴染み。剛性とデザインに定評 |
| ヨドコウ(淀川製鋼所) | エルモ/エスモ など | 結露対策・断熱仕様に強み |
| タクボ物置 | Mr.ストックマン/グランプレステージ | コスパに優れる |
我が家は実際にこの3社で比較しました。最終的に イナバ に決めた理由は、
- デザイン性:扉のリブ形状や粉体塗装の質感が群を抜いて美しい
- メーカーの安心感:CMでも有名な国内トップメーカーで、サポート体制も安心
- 使い勝手:扉の半開き防止・ベアリング戸車・施錠の作りなど細部の使いやすさ
の3点でした。
たしかに価格だけ見ればタクボに分がありましたが、スウェーデンハウスの隣に置く”外構の一部” として考えると、デザイン性と耐久性で妥協したくない——というのが結論でした。
なぜ「フォルタ FS-3014S」を選んだのか
イナバの中でも、フォルタ・ナイソー・シンプリーなどシリーズが複数あります。その中で 「フォルタ FS-3014S」 に決めた理由は4つです。
決め手1:サイズ感(W3050×D1370×H2085mm)
FS-3014Sの外寸は 間口3050mm × 奥行1370mm × 高さ2085mm、床面積は約4.18㎡。
横長で奥行きが浅めなので、
- 敷地の端に 壁付けで配置しやすい
- 扉を全開にすると 中が一望できる
- スノーボードやインフィニティチェアなど 長尺・かさばるモノが入る
そのため、家→デッキ→サウナという動線を一切邪魔しない位置に納まるサイズが、ちょうど良かったポイントです。
決め手2:「HSマーク」で建築基準法に対応
フォルタの中でも HSマーク付き機種 は、強風・地震に対する強度が建築基準法に対応しています。一方、HSマークなしの機種は、別途「耐風・耐震補強セット」が必要です。
我が家は 「防火/準防火地域」 に該当しているため、HSマーク付きのFS-3014Sは安心材料でした。
なお、建築確認申請の要否は床面積・用途で変わります。我が家は事前に自治体に確認し、申請不要 でした(後述)。
決め手3:扉のリブ形状と「半開き防止」機能
これは設置してから実感していますが、フォルタの扉は本当によく出来ています。
- リブ(凹凸)の設計で 強度が高く、見た目もシャープ
- 半開き防止の 「仮ロック」機能 で扉が風で勝手に閉まらない
- 戸車にベアリングが入っていて 開閉がスムーズ
- 開き方向は 現地で変更可能
物置と思って侮っていましたが、ディテールはしっかり 「外構の建材」 という設計思想です。そのため、スウェーデンハウスのタテスリーラインSHの外壁と並べても、安っぽく見えません。
▶ 関連記事:【スウェーデンハウス「ヘンマベスト」】 標準仕様の屋根材と外壁材を徹底解説!
決め手4:製品5年保証
外に置き続けるものだからこそ、メーカー5年保証は素直に安心材料でした。
カラーは「チャコールグレー」|スウェーデンハウスとの相性
フォルタには複数のカラーがあります。
- プラチナシルバー(PS)
- ジェードグリーン(JG)
- エボニーブラウン(EB)
- チャコールグレー(CG) ← 我が家の選択
チャコールグレーを選んだ理由は3つです。
1. スウェーデンハウスの外壁「ミッドナイトブルー」との相性
我が家のスウェーデンハウスの外壁は、東レ建材のタテスリーラインSH 「ミッドナイトブルー」。家の主役はあくまで「家」。物置がブラウンやグリーンで主張しすぎると、外観の重心がブレてしまいます。
その点、ダークなグレーは家の外壁トーンと馴染みつつ、人工芝の緑とコントラストが出る。これが決め手でした。
また、スウェーデンハウスの外壁は、木部や金属部分が時間とともに味わいを増す「経年美化」も大きな魅力のひとつです。物置のような外構アイテムも、この経年美化の世界観を邪魔しない落ち着いた色を選ぶことを意識しました。
▶ 関連記事:スウェーデンハウスの外観が美しい理由。「経年美化」の魅力とサウナのある暮らし
2. バレルサウナの「木」と喧嘩しない
我が家の庭の主役は、totonoüのバレルサウナ。温かい木目が魅力です。
たとえば茶系の物置を置くと木目の主役を奪ってしまうし、シルバーは無機質で浮きます。一方、チャコールグレー=「無彩色寄りで、木の質感を引き立てる」 という役回りに徹してくれる色でした。
3. ジャパンディとの相性
たとえば、我が家のインテリアテーマは 「ジャパンディ(北欧×和)」。
▶ 関連記事:ジャパンディはスウェーデンハウスと相性抜群!?施主が語る北欧×和の魅力
ジャパンディは 「アースカラー+ダーク・無彩色のアクセント」 が定石。そのため、チャコールグレーはまさにこのトーンで、家の外まで世界観を継続できる色でした。
なぜ「カインズ」で買ったのか
物置の購入先はいくつかありますが、最終的にカインズに決めた理由は3つです。
1. 価格が抜群にこなれていた
複数の販売店で見積もりを取りましたが、組立工事費込みで268,800円(税込・基礎ブロック込み) は、ワンストップ価格として優秀でした。たとえばネット最安値の本体価格+別途施工業者手配で組むと、合計はこれと変わらない、あるいは超えるケースもあります。
2. 「設置工事込み」で全部任せられる
物置は、届いて終わりではなく、組み立て・水平調整・転倒防止アンカー工事までやって初めて完成します。中型物置の組立は、本体重量・部材点数・水平調整の難易度を考えると、DIYでは厳しいというのが正直なところ。
その点、カインズならメーカー手配 → 配送 → 施工業者による組立まで一括 でやってもらえるので、共働きの我が家にはピッタリでした。
3. カインズアプリでポイントが付く
さらに、工事金額に対しても カインズポイントが付与 されるのは地味に嬉しいポイント。日用品の買い物にも使えるので、実質値引きと考えても良いくらいです。
費用内訳|総額268,800円のリアル
カインズ見積もりの内訳は次の通りでした。
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| イナバ物置 FS-3014S(チャコールグレー) | 232,500円 |
| 標準組立工事費 | 36,300円 |
| 基礎ブロック | 込み(追加費用なし) |
| 合計 | 268,800円 |
追加費用が発生するケース(要注意)
カインズの見積書には、条件によって追加費用が発生する項目 が明記されていました。
- 下地がコンクリート・アスファルトで 水勾配がある場合 → 8,800円/坪
- 土・砂利でブロック以外の水平調整(モルタル・スペーサー・掘削・盛土)が必要な場合 → 8,800円/坪
- 駐車スペースがなく 有料駐車場利用となる場合 → 実費
- 「防火/準防火地域」かつ 建築確認申請が必要な場合 → オンライン契約不可(店舗対応)
我が家は人工芝施工と同時にレベルを出していたため、追加費用は発生しませんでした。
▶ 関連記事:【外構】スウェーデンハウスの庭に「人工芝」を選んだ理由|クローバーターフ「あそびタイプ」を採用
カインズでの購入から設置までの流れ
カインズリフォームを利用する場合、購入から設置までは次のような流れになります。
①オンラインで見積もり依頼を出す
- カインズ公式サイトから商品ページ → 見積もり依頼
- 設置場所の地域・防火地域かどうか・建築確認申請の要否を回答
②見積もりが届いたら条件を確認する
- カインズ担当者から見積書がメールで送られてくる
- 配送のみ/工事込みの選択が可能
- 条件(防火地域・納期・キャンセル可否・領収書)を返信で確定
③電子契約とクレジット決済を済ませる
- 電子印鑑GMOサイン から契約書メールが届く
- 文書確認 → クレジット決済情報を入力 → 「完了する」
- 有効期限は受信から 15日間
- クレカ:VISA・Mastercard・JCB対応
④商品の手配と納期を待つ
- カインズ側でメーカーへ発注
- 納期は 入金確認後、通常1〜1.5ヶ月
⑤施工業者と工事日を決める
- 商品納期確定後、カインズ指定の施工業者から電話で工事日調整
- 工事当日は施工前後の相互確認のため必ず立ち会い
⑥工事当日に設置完了
水平を出してブロックの上に組み立て、転倒防止アンカー工事まで実施して引き渡しとなります。
注意点|契約前に確認すべき3つのこと
1. 「防火/準防火地域」と建築確認申請
物置でも、設置場所が 防火/準防火地域 に該当する場合、建築確認申請が必要になることがあります。これは床面積・用途で変わるので、契約前に必ず市区町村の建築課に確認しましょう。
たとえば我が家は「防火/準防火地域に該当」していましたが、フォルタ FS-3014Sの床面積(4.18㎡)と用途から、建築確認申請は不要でした。なお、申請が必要な場合は、オンライン契約は不可 となり、店舗対応になります。
2. 契約締結後のキャンセル・返品は原則不可
電子契約締結後は、原則キャンセル・返品・商品変更ができません。違約金が発生する可能性もあります。そのため、契約前に、サイズ・色・設置位置・追加費用の有無まで全部確定してから進めるのが鉄則です。
3. 設置場所の事前準備
- 雑草は 根から除去しておく
- 周囲のスペース:物置の 前後左右+20cm、高さ+20cm 必要
- 既存のブロック等の 引取・処分は不可
施工日に「準備不足で工事ができません」とならないよう、事前にしっかり整地しておきましょう。
実際に設置してみた感想
良かった点
設置から一定期間使ってみて、特に良かった点は3つです。
1. 想像以上に収納力がある
サウナ用品(水風呂用の簡易バス、インフィニティチェア、メンテ用品)・スタッドレスタイヤ・洗車用品・スノーボード一式まで、FS-3014Sのサイズ感ですべて納まっています。特に、スノーボードのような長尺物が真っ直ぐ入る奥行き、タイヤを縦置きできる高さ、両方が満たされているのが大きいです。
2. 扉の開閉がとにかくスムーズ
戸車にベアリングが入っているおかげで、毎日のように開け閉めしても 重さやストレスを感じません。
3. 「半開き防止=仮ロック機能」が地味に便利
サウナ準備や洗車のとき、両手が荷物で塞がっていても 扉が風で勝手に閉まらない。これが本当に便利です。
一般的にイナバ物置で気になると言われる点(我が家で気になっていないが参考まで)
設置後に大きな不満はないのですが、ネット上で 「イナバ物置で気になる点」 として挙がっている話を念のためまとめておきます。
① 冬場の内天井の結露
スチール製の物置全般に共通する話で、屋外と庫内の 寒暖差が大きいと、内天井に結露が発生することがあります。たとえば精密機器や紙類など水濡れに弱いモノを長期保管する方は、オプションの 「結露軽減材付屋根」 を検討する価値があります。
一方、我が家は 庭サウナのメンテ用品・タイヤ・スノーボード がメインなので、結露で困った経験は今のところありません。
② 床と壁の隙間からの湿気
物置の構造上、床板と壁の境目や床板と床板の間に わずかな隙間があります。下からの湿気が気になる方は、DIYでシリコンシーラントで埋めたり、床にコンパネ+クッションフロアを敷くなどの対策をしている方もいます。我が家はそこまでの対策はしていませんが、収納物に湿気被害は感じていません。
③ 一般型は断熱性が低い
普通のフォルタ(FS)は断熱仕様ではありません。そのため、断熱・気密が必要なら「フォルタプラス(FP)」や「ナイソー」 など上位シリーズの検討を。ただし価格は数十万円単位で上がります。
④ 夏の表面温度
スチール製の物置は 夏の直射日光で表面温度が上がります。そのため、中に入って作業する用途には向きません。我が家は「収納」目的なので問題なし。中で作業したい方は採光窓・通風パネル・ガラス窓などのオプションを検討してください。
よくある質問(FAQ)
イナバ物置「フォルタ FS-3014S」の価格はいくらですか?
我が家がカインズで購入した際の総額は、本体・基礎ブロック・組立工事費込みで 268,800円(税込) でした。内訳は本体232,500円、標準組立工事費36,300円です。設置場所の地盤条件によっては、水平調整などで追加費用が発生する場合があります。
物置の設置に建築確認申請は必要ですか?
設置場所が防火/準防火地域に該当していても、床面積や用途によって申請が不要になるケースがあります。我が家(FS-3014S・床面積4.18㎡)は事前に自治体へ確認したところ申請不要でしたが、必ず契約前に市区町村の建築課へ確認することをおすすめします。
イナバ・ヨドコウ・タクボ、物置メーカーはどう選べばいいですか?
イナバはデザイン性と剛性、ヨドコウは結露対策・断熱仕様、タクボはコストパフォーマンスに強みがあります。「外構の一部としてデザインを妥協したくない」我が家はイナバを選びましたが、価格重視ならタクボも有力な選択肢です。
物置のカラーはどう選べばいいですか?
外壁の色・庭の主役(サウナや植栽など)・インテリアのテーマとの相性で選ぶのがおすすめです。我が家は外壁「ミッドナイトブルー」とバレルサウナの木目、ジャパンディの世界観に合わせて チャコールグレー を選びました。
まとめ|「最初は不要だと思っていた」のに、今は心から良かったと思える
スウェーデンハウスの庭に イナバ「フォルタ FS-3014S」チャコールグレー を設置するまでをまとめると、
- 家を建てる段階では物置の優先度はゼロだった
- 外構が整い、サウナを設置してから「やっぱり欲しい」となった
- イナバ:デザイン・メーカーの安心感・使い勝手で選んだ
- フォルタ FS-3014S:サイズ・HSマーク・扉の作り込み・5年保証
- チャコールグレー:外壁・サウナ・ジャパンディとの調和
- カインズ:価格・ワンストップ施工・ポイント還元
- 総額268,800円:基礎ブロック・組立工事込み
設置してみると、「家の中に運び込まなくて済む暮らし」 がこんなにラクとは思いませんでした。サウナ・洗車・スノーボード——庭で完結する趣味を持っている家には、物置は思っている以上に効いてきます。
そのため、家づくりの段階で物置の優先度が低い方こそ、外構計画にスペースだけ確保しておくことを強くおすすめします。
ちなみに、我が家には「建てる時は優先度が低かったのに、暮らしてみたら大満足」だったスペースが物置以外にもあります。2階の4畳を使ったホームジムも、その代表例です。
▶ 関連記事:2階の4畳に本格ホームジム!床補強や導入マシンの総額を公開
また、「外構や趣味への投資は贅沢なのか」と迷う方には、庭サウナの導入コストと維持費を比較した記事もあわせておすすめです。
▶ 関連記事:家庭用サウナは贅沢?導入コストと維持費、得られるメリットを徹底比較
家づくりで「こうしておけばよかった」と感じるポイントは、物置以外にも意外とあるものです。スウェーデンハウスに実際に住んで分かった後悔・デメリットをまとめた記事もぜひ参考にしてください。
▶ 関連記事:スウェーデンハウスの後悔・デメリット6つ|実際に住んでわかったこと
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