「ロウリュをしても、香りがすぐに消えてしまう」
「サウナ室の湿度を、もう少しやわらかくしたい」
自宅サウナでアロマを楽しんでいると、こんなことを感じる瞬間があります。
今回、我が家のバレルサウナのストーブと同じTylö(ティーロ)の「JEWEL SAUNA SCENT HUMIDOR(ジュエル サウナ センテッド ヒュミドール)」を、totonoüさんからいただきました。
ストーブの石の上に置く、アロマ水用の小さなボウルです。約10回使ってみて分かったのは、香りが広がりやすくなり、サウナ室全体の湿度がちょうど良く上がるということでした。この記事では、使い方と使ってみた変化、公式の説明書に書かれている注意点まで、実体験でまとめます。

JEWEL SAUNA SCENT HUMIDORとは
スウェーデンのサウナブランド・Tylöが出している、サウナストーブの石の間に置いて使うフレグランス用のボウルです。水と香りを入れておくと、ストーブの熱で温められ、香りと蒸気がサウナ室に広がります。
| 項目 | 内容(公式の説明書より) |
|---|---|
| ボウル | 厚さ1.5mmのステンレス(サンドブラスト仕上げ) |
| ストレーナー(上ぶた) | ステンレス(ヘアライン仕上げ)。Tylöのロゴ入り |
| 容量 | 2.5dl(250ml) |
| 中に入れるもの | 水+数滴のアロマ、ハーブ、またはティーバッグ |
| 対応ストーブ | Tylöのすべてのストーブ |
ステンレスの箱型のボウルに、ロゴ入りのストレーナー(水が飛び散らないよう上にのせる網状のふた)を重ねた、シンプルな構造です。ステンレスの質感が、木のサウナ室とストーブの石によくなじみます。
我が家の使い方|予熱の前にアロマ水を入れておくだけ
使い方はとても簡単です。公式の説明書の手順と、我が家のやり方はほぼ同じです。
- ボウルをストーブの石の間に置く。説明書では「電熱線の上の、石を積むスペースに埋め込む」とされています
- ストーブの電源を入れる前に、水を入れる。水の量はストレーナーの高さまで
- アロマを数滴入れる。我が家は手持ちのサウナアロマを入れています。ハーブやティーバッグでもOK
- いつもどおり予熱して、サウナに入る

我が家では、ストーブを温める前にアロマ水を入れておくのが定番になりました。予熱の間にボウルの水も温まり、香りと湿気がじわじわとサウナ室に広がっていきます。そのおかげで、サウナに入るころには湿度がちょうど良い状態になっています。準備の手間は、ボウルに水とアロマを入れるだけです。
我が家のストーブはTylöのSense Sport 6.6kWです。ストーブ選びについてはこちらの記事にまとめています↓

10回使って分かった変化|香りと湿度
約10回使ってみて、はっきり感じた変化は2つです。
① 香りが広がりやすくなった
ロウリュだけだと、香りは水をかけた瞬間に強く立ち上がり、時間とともに薄れていきます。ボウルを置いておくと、ストーブの熱で常にアロマ水が温められているので、香りがサウナ室全体に広がりやすくなりました。
② サウナ室全体の湿度が上がった
もうひとつの変化が湿度です。ボウルの水が少しずつ蒸発するので、サウナ室全体の湿度が底上げされる感覚があります。乾いた熱さが和らぎ、肌あたりのやわらかい熱になりました。
ロウリュと一緒に使うのがおすすめ
我が家では、ボウルはロウリュの代わりではなく、ロウリュと一緒に使っています。ボウルで湿度と香りの「ベース」を作っておき、ロウリュで熱と香りの「波」を楽しむイメージです。
| ロウリュだけ | ボウル+ロウリュ | |
|---|---|---|
| 香り | かけた瞬間に強く立ち、薄れていく | 部屋全体に広がりやすい |
| 湿度 | ロウリュのたびに上がり、下がる | 全体的に高めで安定 |
| 入室したとき | 乾いた熱さ | 湿度がちょうど良い状態 |
| 準備の手間 | バケツにアロマ水を作る | +ボウルに水とアロマを入れる |
ロウリュに使うアロマ水の作り方や、我が家のブレンドレシピはこちらで紹介しています↓

使うときの注意点|公式の説明書より
製品に付いている説明書には、2つの注意書きがあります。どちらも安全に関わる大事な内容です。
説明書には「水を入れないまま、アロマオイルなどをボウルに直接入れないこと。火災や煙の危険がある」と書かれています。ボウルには必ず先に水を入れてください。使っているうちに水は蒸発して減るので、空焚きにならないよう、入る前に毎回水の量を確認すると安心です。
説明書では「熱いときにボウルに水を足す場合は、熱いしずくに注意すること。Tylöのひしゃくを使うこと」とされています。熱くなったボウルに水を入れると、熱湯が飛び散ることがあります。手を近づけず、ひしゃくで静かに注いでください。
このほか、一般的なサウナアロマの使い方として、次の点にも気をつけています。
- サウナ用のアロマを使う:合成の香料や香水は、熱するとケミカルなにおいになることがあります。水に溶けない普通のアロマオイルではなく、サウナ用の製品を選びます
- アルコールや飲み物は入れない:アルコールは燃えやすく、飲み物は焦げついて汚れやにおいの原因になります
- ボウルは素手で触らない:石の間に置いたボウルは非常に熱くなります。出し入れや手入れは、ストーブが冷めてから
- 使い終わったら洗う:香りの成分が残らないよう、冷めてから水を捨てて洗っておくと清潔に保てます
普通のアロマオイルがサウナで危険な理由と、サウナ用アロマの選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています↓

おすすめな人・必要ない人
| こんな人におすすめ | 必要ないかもしれない人 |
|---|---|
| ・湿度を上げて、やわらかい熱を楽しみたい人 ・ロウリュの香りをもっと長く、部屋全体で楽しみたい人 ・入室した瞬間から、ちょうど良い湿度にしておきたい人 ・Tylöのストーブを使っていて、見た目もそろえたい人 | ・ロウリュだけで十分満足している人 ・カラッとした乾いた熱さが好きな人 ・準備や後片付けの手間を、少しでも増やしたくない人 |
我が家はもともと、毎回アロマのロウリュを楽しんでいます。そこにボウルが加わったことで、「ロウリュの合間も香りに包まれている」状態になりました。手間はボウルに水とアロマを入れるだけなので、香りや湿度にこだわりたい方には、満足度の高いアイテムだと感じています。
よくある質問(FAQ)
Q. Tylö以外のストーブでも使えますか?
A. 公式では「Tylöのすべてのストーブに対応」とされています。他社のストーブで使えるかは記載がないので、お使いのストーブの取扱説明書を確認するか、販売店に問い合わせてください。
Q. 中には何を入れればいいですか?
A. 説明書では、水にアロマを数滴、またはハーブやティーバッグを入れるとされています。我が家は手持ちのサウナアロマを入れています。必ず先に水を入れ、ストレーナーの高さまで満たしてください。
Q. ロウリュはしなくてもいいですか?
A. ボウルだけでも香りと湿度は上がりますが、我が家はロウリュと一緒に使っています。ボウルで香りと湿度のベースを作り、ロウリュで熱と香りの波を楽しむ組み合わせがおすすめです。
Q. 入っている途中で水がなくなったら?
A. 熱いときに水を足す場合は、熱湯が飛び散ることがあるので、手を近づけずにひしゃくで静かに注いでください。空焚きを防ぐためにも、入る前に水の量を確認しておくと安心です。
まとめ:ストーブに置くだけで、香りと湿度のベースができる
- JEWEL SAUNA SCENT HUMIDORは、ストーブの石の間に置くアロマ水用のボウル(容量250ml)
- 予熱の前に水とアロマを入れておくだけで、入室時には湿度がちょうど良くなる
- 10回使って、香りが広がりやすくなり、サウナ室全体の湿度が上がった
- ロウリュの代わりではなく、ロウリュと一緒に使うのがおすすめ
- 水を入れずにアロマを入れない、熱いときの補充はひしゃくで、の2点は必ず守る
香りと湿度にこだわるほど、自宅サウナの楽しみは広がります。ロウリュだけでは物足りなくなってきた方は、ストーブに「香りのベース」を置いてみてはいかがでしょうか。




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