「マルチケーブルマシンが欲しいけど、部屋が狭いから諦めていた」
「多機能マシンって結局使いこなせるの?」
そんな悩みを持つ方に向けて、この記事ではBARWING(バーウィング)の「BW-SMS01」を、我が家の4畳ホームジムで約1年使用した本音のレビューをお届けします。
2025年7月にAmazonで購入し、価格は89,800円。2026年8月現在の価格は99,800円。 結論から言うと、「安くてコスパ良し」という満足感は1年経った今も変わっていません。
ただし、購入を検討している方に最初にお伝えしておきたい重要な注意点があります。 この製品は公式に「スミスマシン」として販売されていますが、実際にはバーベルを固定軌道で上下させる、本来のスミスマシンとしては使用できません。 バーベルはパワーラックとして(ラックに掛けて行うフリーウエイトとして)使う形になります。
この点は後ほど詳しく説明しますが、「スミスマシンの安全性」を期待して購入を考えている方にとっては、購入判断を左右するポイントだと思います。
▼このマシンを含む、我が家の4畳ホームジムの全体像はこちらの記事で紹介しています。

BARWING BW-SMS01とは?基本情報とスペック
レビューの前に、この機種がどんなマシンなのかを整理します。
ラック+ケーブルマシン+懸垂バーの複合機
BW-SMS01は、株式会社オールマーケットジャパンが展開するBARWINGブランドの多機能トレーニングマシンです。 1台で以下の機能をまとめて備えています。
- パワーラック(バーベルをラックに掛けて行うスクワット・ベンチプレス)
- ケーブルマシン(ラットプルダウン、ケーブルクロスなど)
- 懸垂バー(チンアップ)
ラック・ケーブル・懸垂を1台にまとめた、いわゆる「オールインワン型」のホームジムマシンです。 なお、商品名には「スミスマシン」と入っていますが、この点については次の章で詳しく触れます。
価格帯と口コミの評判
私が購入したのは89,800円でしたが、時期やセット内容(プレート・ダンベル付属の有無)によって価格は変動するようです。 同クラスのラック+ケーブル一体型マシンは、一般的に10万円台〜20万円前後が相場とされています。
Amazonのレビューを見ると、400件を超える評価が集まっている人気モデルで、「ケーブルの動きが滑らか」「この価格でこのクオリティは驚き」といった声が多く見られました。 ケーブル機能に関しては、私も実際に使ってみてこの評判に納得しています。


【重要】「スミスマシン」表記だが、固定軌道のスミスマシンとしては使えない
この記事で、購入を検討している方に一番伝えたい点です。
BW-SMS01は商品ページ上「スミスマシン」として販売されています。 しかし実際に組み立てて1年使ってみた結論として、バーベルをレールに沿って上下させる、いわゆるスミスマシンとしての使い方はできませんでした。 バーベルはラックに掛けて扱うフリーウエイト、つまりパワーラックとしての運用になります。
※ここに「なぜ固定軌道で使えないのか」を1〜2文で追記してください(例:スミスバーを支持するレール構造がない/レールはあるが実用的に上下させられない など、実機を見て分かった具体的な理由)。ここが書けると、この記事の独自性が一段上がります。
スミスマシンを求めている人にとっては何が問題か
スミスマシンの最大のメリットは、バーベルの軌道が固定されていることによる安全性です。 補助者がいない自宅トレーニングでも、フォームが崩れにくく、潰れたときにフックへ引っ掛けて逃げられるという安心感があります。
BW-SMS01ではこの「軌道固定による補助」は得られません。 そのため、「一人でも安全に高重量のスクワットやベンチプレスをやりたい」という目的でスミスマシンを探している方は、この機種は候補から外したほうがよいと、正直に思います。
逆に言えば、ケーブル種目と懸垂を主軸に据え、バーベルはラックとして補助的に使うという前提であれば、この価格帯としては十分に価値のあるマシンです。 私自身がまさにその使い方に落ち着いています。
購入の決め手:4畳という制約の中での選択
4畳の部屋にマシンを置くにあたり、単機能のケーブルマシンにするか、多機能な複合機にするか悩みました。
最終的にBARWINGを選んだ理由は、「バーベル種目や懸垂も使える可能性を残しておきたかった」から。 単機能のケーブルマシンよりは設置面積を取りますが、1台に機能を集約できるという点で、省スペースというジムの方針とも矛盾しないと判断しました。
ただし正直に書くと、購入時点の私は「スミスマシンとしても使えるだろう」と考えていました。 前章で書いたとおり、実際にはそうではなかったので、ここは事前にもっと確認しておくべきだったと反省しています。 同じ期待で検討している方は、購入前に販売店へ「バーベルは固定軌道で動かせるのか」を問い合わせておくことをおすすめします。
組み立てレビュー:一人で3日に分けて完成
購入前に一番不安だったのが組み立てです。 調べてみると、Amazonレビューでは組み立て時間に個人差が大きく、4〜6時間かかったという声もありました。また、パーツによっては重量があるため、多くのモデルで2人での作業が推奨されています。
私は一人での組み立てに挑戦し、3日に分けて完成させました。 一度に長時間の作業をするのではなく、区切りの良いところで一旦作業を止め、翌日以降に続きを進めるペースで進めたので、体力的な負担も少なく済みました。 一人で組む場合は、無理に一日で終わらせようとせず、日をまたいで進めるのも一つの手だと感じています。
設置スペースと天井高:4畳の3分の1を占有
実際の設置面積は、4畳の部屋のうち約3分の1を占めています。 多機能マシンとしてはコンパクトな部類ですが、それでも4畳という限られた空間では存在感のあるサイズです。
また、天井高もギリギリでした。 ラック一体型は本体の高さがあるため、導入を検討する方は、商品サイズに加えて「使用時の可動域も含めた高さ」を必ず確認することを強くおすすめします。


実際の使い方:ケーブルと懸垂に絞って活用
ここが、この記事で伝えたいもう一つのポイントです。
BW-SMS01は多機能マシンですが、私は「ケーブル機能」と「懸垂バー」の2つに絞って使用しています。 理由は2つあり、1つは前述のとおりスミスマシンとしての軌道固定が使えないこと。 もう1つは、4畳という部屋の広さでは長いバーベルを扱うスペースの確保が難しく、フリーウエイトでのベンチプレスやスクワットを安全に行える環境ではないことです。
「多機能マシンなのに機能を使いきれていない」と思われるかもしれませんが、これは狭い部屋で導入する上での現実的な判断だと思っています。 ケーブル機能だけでもラットプルダウン、ケーブルクロス、ローイングなど幅広い種目をカバーできるため、機能を絞ってもトレーニングの幅は十分に確保できています。
なお、ダンベルプレスなどのフリーウエイト種目は、可変式ダンベル「FLEXBELL」で補っています。マシンとダンベルの役割分担で、4畳でも全身をカバーできる構成です。

もし今後、家の中でもう少し広いスペースが確保できるなら、ラックを使ったスクワットやベンチプレスにも挑戦してみたいと思っています。 ただしその場合、スミスマシンのような軌道固定の補助は効かないため、セーフティバーの高さ設定など、安全面の準備は入念に行う必要があると考えています。
1年使ってわかった耐久性:多少のガタつきはあるが故障はゼロ
耐久性は購入前に気になる方が多いポイントだと思います。
結論として、1年間、故障は一度もありません。 一方で、トレーニング中の多少のガタつきは感じています。 Amazonレビューでも「ガタツキも無くしっかりしている」という声がある一方、使用頻度や設置環境によって感じ方に差があるようです。
私の場合は、使用中に気になるレベルではなく、時折ネジの締め直しをすれば十分対応できる範囲だと感じています。 定期的に各部のネジの緩みを確認する習慣をつけておくと、長く安心して使えると思います。
なお、2階の部屋に設置しているため、床への負荷も気になるところですが、この点は床補強で対策済みです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

他の選択肢との比較
ホームジム向けのラック系マシンには他にも選択肢があります。 検討の参考になるよう、代表的なタイプを整理しました。
| タイプ | 特徴 | 価格帯の目安 |
| 単機能ケーブルマシン | 省スペース。バーベル種目には非対応。 | 数万円〜 |
| BARWING BW-SMS01 | ラック+ケーブル+懸垂の複合機。公式表記は「スミスマシン」だが、固定軌道での使用は不可(実機で確認)。国内販売実績・レビュー数が多い。 | 7〜9万円台 |
| 本格的なスミスマシン搭載機 | バーベルがレールに沿って動くため、一人でも安全に追い込める。重量・設置面積は大きめ。 | 10〜30万円前後 |
| iROTECなど国内メーカー系 | サポート体制や安心感を重視する方向け。天井が低めの住宅にも対応するモデルあり。 | 8〜20万円前後 |
| スミス+ケーブルクロス フルセット型 | ジム同等の多種目に対応。設置には広い部屋が前提。 | 20〜50万円前後 |
4畳という制約の中で「価格と機能のバランス」を考えると、BARWINGのようなミドルクラスの複合機は現実的な選択だったと今も感じています。 ただし「スミスマシンが欲しい」という目的で選ぶなら、価格が上がっても本格的なスミスマシン搭載機を検討すべきだと思います。
1年使って感じた「買ってよかったか」の結論
結論として、89,800円でこのマシンを導入したことに、まったく後悔はありません。
スミスマシンとして使えなかったのは想定外でしたが、結果的に4畳という環境ではケーブルと懸垂が主役になり、その2つの機能には十分に満足しています。 何より、この価格帯でこの品質という「コスパの良さ」は、1年使った今も一番の満足点です。
特に、4畳前後の限られたスペースで、ケーブル種目と懸垂を中心にトレーニング環境を作りたい方には、選択肢として十分検討する価値があると思います。
一方で、「固定軌道のスミスマシンで、一人でも安全に高重量を扱いたい」という方には、この機種はおすすめできません。 また、ベンチプレスやスクワットをラックでフルに行う予定がある方は、天井高と設置面積を必ず事前に確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当にスミスマシンとして使えないの?
私が1年使った実感としては、バーベルを固定された軌道に沿って上下させる使い方はできませんでした。 バーベルはラックに掛けて使うフリーウエイト(パワーラック)としての運用になります。 商品名に「スミスマシン」と入っているため誤解しやすいポイントなので、スミスマシン目的の方は購入前に販売店へ確認することを強くおすすめします。
Q. 組み立ては一人でも可能?
可能です。私自身、一人で3日に分けて組み立てました。 メーカー・販売店によっては2人作業を推奨するモデルも多いため、無理をせず、区切りながら進めるのがおすすめです。
Q. バーベルやプレートは付属している?
セット内容や購入時期によって異なります。 バーベルシャフトやプレートは別売り、またはオプションセットになっている場合が多いので、購入前に商品ページの付属品欄を必ず確認してください。
Q. 4畳でも設置できる?
我が家では4畳の約3分の1のスペースに設置できています。 ただし天井高はギリギリなので、購入前に「本体の高さ+30cm程度」の天井高を確保できるか確認することを強くおすすめします。
Q. 床への負担は大丈夫?
ラック一体型のマシンは100〜200kg前後の重量があり、フローリングへの負荷は避けられません。 ゴムマットなどの床保護に加え、2階に設置する場合は床補強も検討することをおすすめします。
まとめ:狭い部屋でも「機能を絞れば」多機能マシンは活きる
BARWING BW-SMS01を4畳ホームジムで約1年使用してきた結論をまとめます。
- 公式表記は「スミスマシン」だが、固定軌道での使用はできない。バーベルはパワーラックとしての運用になる
- 89,800円という価格に対し、ケーブル・懸垂の品質と使用感には十分満足
- 組み立ては一人でも可能。3日に分けて進めれば無理なく完成できる
- 4畳の約3分の1を占有。天井高の事前確認は必須
- スペースの制約からケーブルと懸垂に機能を絞って使用中。それでも十分なトレーニングの幅を確保できている
- 1年間で故障はゼロ。多少のガタつきはあるが、ネジの締め直しで対応可能
「多機能マシンは広い部屋がないと使えない」と思っていた私にとって、機能を絞って使うという発想の転換は、狭い部屋でホームジムを作る上で大きなヒントになりました。 同時に、製品名だけで判断せず、自分がやりたい種目に本当に対応しているかを確認することの大切さも学んだ1年でした。
▼我が家の4畳ホームジムの機材・費用の全体像はこちら。

▼2階にホームジムを作る際の床補強の実例はこちら。

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コメント
大変参考になりました。そこで質問です。
バーベル機能は使われてないとのことではありますが、
このマシンにスミスマシンとしての機能はあるのでしょうか?
商品写真を見ても、バーベルが固定軌道できそうな構造に見えません。
あとケーブルメインとのことですが、ラットプルダウンをする場合は、
片方のケーブルを使用するという認識であってますでしょうか?
2つのケーブルを1つに繋げられるものもあるので、
教えていただけるとありがたいです。
ご質問ありがとうございます。
スミスマシンとしての機能はありません。バーベルが固定軌道で動く構造ではないため、その点はご認識のとおりです。
ただし、バーベルを固定しておく器具は付属しているので、設置スペースさえ確保できれば、ベンチプレスやスクワットなどバーベルを使ったトレーニングは可能です。
ラットプルダウンにつきましては、片方のケーブルを使用するというご認識で合っています。
また、スタックウェイトだけでは負荷が足りない場合、バーベルプレートを追加して負荷を増やすことも可能です。
ご丁寧に返信ありがとうございました。
大変参考になりました。
上記を踏まえて記事を修正いたしました。
これまで誤解を招く内容になっており、申し訳ございませんでした。