「FLEXBELL(フレックスベル)が気になっているけど、値段が高いから失敗したくない」
「壊れやすいって噂を聞くけど本当?」
可変式ダンベルを検討している方なら、一度はこの不安にぶつかるはずです。
私は自宅の4畳ホームジムにFLEXBELL 32kg(2kg刻み)を導入し、ちょうど1年、週3日のペースで使い続けてきました。
結論を先にお伝えすると、故障・破損は一度もなく、傷もつかず、今でも「もう一度選ぶならこれ」と思える満足度です。 とはいえ、良いことばかりではありません。この記事では、Web上の情報も交えつつ、1年使ってわかった本音のメリット・デメリットを正直にお伝えします。
▼このFLEXBELLを含む、我が家の4畳ホームジムの全体像はこちらの記事で紹介しています。

FLEXBELL(フレックスベル)とは?基本情報とスペック
レビューに入る前に、FLEXBELLがどんな製品なのか簡単に整理しておきます。
スウェーデン発、片手で重量変更できる可変式ダンベル
FLEXBELLは、スウェーデンのメーカー「NUO(ヌオー)」が開発した可変式ダンベルです。 グリップを握って回すだけで、プレートの脱着なしに瞬時に重量を変更できるのが最大の特徴。 現行モデルは「NUOBELL(ヌオベル)」という名称に変わっていますが、日本ではまだ「FLEXBELL」の呼び方が広く使われています。
我が家が選んだ「32kg・2kg刻み」モデルの仕様
私が購入したのは32kgタイプ・2kg刻み・ブラックのモデルです。 主なスペックは以下の通りです。
| 重量調整幅 | 2kg〜32kg(2kg刻み・16段階) |
| 本体重量 | 1個あたり約33.4kg(2個で約66.8kg) |
| サイズ(1個あたり) | 幅43.5cm×奥行き18cm×高さ17cm |
| カラー | ブラック/シルバー ※我が家はブラック |
4kg刻みの旧タイプもありますが、微調整ができる2kg刻みの方が長く使えると考え、こちらを選びました。
専用スタンドについて
私はダンベル本体だけでなく、専用スタンドもセットで購入しました。 スタンドを含めた総重量は約80kg。ダンベル2個とスタンドをまとめて置ける設計で、床への設置面積も最小限に抑えられます。
購入はAmazonで行い、スタンド込みで約8万円でした。 正直なところ、購入前は「ダンベルにこの値段は高すぎるのでは」とかなり悩みましたが、1年使った今は納得の投資だったと感じています。

購入の決め手:4畳という「省スペース」の制約
我が家のジムはわずか4畳。可変式ダンベル以外の選択肢も検討しましたが、それぞれに課題がありました。
- 固定式ダンベルをセットで揃える:5kg刻みで10種類揃えるだけで床面積の大半を占有してしまう。
- プレート式(スクリュー式)ダンベル:重量変更に1〜2分かかり、テンポの良いトレーニングがしづらい。
- パワーブロック型:ピンを差し替えて重量変更する方式。構造が単純で頑丈な一方、プレート同士が接触して金属音が出やすいという情報があり、2階・家族が近くにいる環境では不安が残った。
最終的に、「1セットで2kgから32kgまでを完結できる」という省スペース性の高さでFLEXBELLに決めました。
1年使って良かった点(メリット)
重量変更が本当にスムーズ
グリップを回すだけの重量変更は、1年経った今も非常にスムーズです。 プレートの脱着が一切不要なので、ダンベルプレス→アームカール→サイドレイズと種目を切り替えるたびに重量を変えても、テンポが崩れません。
特にサイドレイズのような軽い重量の種目からダンベルプレスのような高重量の種目まで、同じダンベルで完結できるのは想像以上に快適でした。
音が驚くほど気にならない
2階の部屋で使っていますが、重量変更時の音は隣の部屋で家族が寝ていても問題ないレベルです。 パワーブロック型で指摘されがちな「プレートがぶつかる金属音」のような不快な音はなく、この点は導入前の懸念が完全に解消されました。
場所を取らない
2個のダンベルとスタンドを合わせても、占有スペースはごくわずか。 4畳という限られた部屋でも、ケーブルマシンやベンチと並べて余裕を持って配置できています。
▼一緒に設置しているケーブルマシン(BARWINGスミスマシン)のレビューはこちら。

デザイン性が高く、部屋に置いても違和感がない
ゴツゴツした従来のダンベルとは違い、スタイリッシュな見た目。 トレーニングルームというより、インテリアの一部として置いておける点も気に入っています。
1年使って気になった点(デメリット)
やはり価格は高い
スタンド込み8万円という価格は、通常のダンベルと比べれば間違いなく高額です。 1年使ってこの価格に納得はしていますが、「安くはない」という事実は変わりません。予算に余裕がない場合は、4kg刻みのモデルでコストを抑える選択肢もあります。
専用スタンドは「あった方がいい」ではなく「必須」
これは購入前に強く伝えたいポイントです。 スタンドがあれば快適ですが、なければ地面に置いたダンベルを毎回深くかがんで持ち上げる必要があり、かなり腰にしんどいはずです。 「本体だけ買ってスタンドは後で」と考えている方は、腰への負担を考えると最初からセットで購入することを強くおすすめします。
32kgで頭打ちになる可能性がある
私自身は1年経った今も32kgで十分なトレーニングができていますが、これは今後の課題として意識しています。 継続してトレーニングを積み重ねる方の中には、数年後に32kgでは足りなくなるケースもあるようです。その場合、上位モデルの36kgタイプや40kgタイプ、あるいはパワーブロック系への買い替えが必要になります。
耐久性への不安(ただし1年間トラブルはゼロ)
「FLEXBELLは壊れやすい」という声をSNSやレビューサイトで見かけたことがあり、購入前は正直不安でした。 詳しく調べてみると、故障報告が多いのは主に旧型(4kg刻みモデル)で、伸縮シャフトが細く、重量変更の機構自体が繊細だったことが原因のようです。 2kg刻みの新型(NUOBELL)ではシャフトが太くなり、機構も改良されているとされています。
実際に私が使っている2kg刻みモデルは、1年間で故障・不具合は一度もなく、傷もついていません。 落としてしまった経験もまだないため、「雑に扱わなければ壊れにくい」という情報とも一致する実感です。
「壊れやすい」という噂は本当?1年使った実感で検証
購入前に一番不安だったのが、この「壊れやすい」という噂でした。ここで一度整理しておきます。
故障報告の多くは「落下による破損」
ネット上の低評価レビューを見ていくと、故障の多くは「ダンベルを床に落とした」「雑に扱ってぶつけた」といった、樹脂パーツへの強い衝撃が原因になっているケースがほとんどです。 通常使用の範囲での自然故障の報告は、レビュー全体からするとごく一部という情報もあります。
プレートの噛み合わせに注意
もう一つ、ウェイトプレートのツメがきちんとかみ合っていない状態でグリップを回すと、シャフト内部のギアが歪んでしまうという情報もありました。 幸い私はこのトラブルに遭遇していませんが、台座にきちんと収まっていることを確認してから回すという基本を守ることが、長持ちさせるコツだと思います。
私の結論:普通に使えば心配しすぎる必要はない
週5日、1年間使ってきた実感として、投げたり乱暴に扱ったりしない限り、壊れる心配は過度に持たなくて良いと感じています。 ただし、高価な製品であることに変わりはないので、購入時は正規代理店経由で保証をつけておくと安心です。
他の可変式ダンベルとの比較
可変式ダンベルにはFLEXBELL以外にも選択肢があります。特徴を比較しました。
| 製品タイプ | 重量変更方式 | 特徴 |
| FLEXBELL(NUOBELL) | グリップを回す | 変更が最速級。樹脂パーツがあり、落下には弱い。価格は中〜高価格帯。 |
| PowerBlock型 | ピンを差す | 構造が単純で頑丈。プレート接触による金属音が出やすいという声も。価格はFLEXBELLの1.5倍程度という情報も。 |
| Bowflex型 | ダイヤルを回す | FLEXBELLと似た操作感。ラインナップやパーツ保証は製品ごとに要確認。 |
| スクリュー式(プレート着脱) | 手動でプレートを付け替え | 最も安価で壊れにくいが、重量変更に時間がかかる。 |
「重量変更のスピード」を最優先するならFLEXBELL、「多少音がしても構造の頑丈さ」を優先するならPowerBlock型、というのが私の理解です。 2階に設置し、家族への音を気にする我が家の環境では、FLEXBELLの静音性が決め手になりました。
小さな子どもがいる家庭での注意点
我が家には2人の娘がいますが、筋トレ中に部屋に来て見学することがよくあります(詳しくはこちらの記事で紹介しています)。
FLEXBELLは重量変更が非常に簡単な分、子どもが誤って重い設定に変えてしまう、あるいは持ち上げようとして手を挟んでしまうリスクも意識しておく必要があります。
我が家では、娘たちには絶対に触らないよう伝えるとともに、普段から子どもの力では持ち上げられない重量に設定して置いておくようにしています。 このひと工夫だけで、安全に楽しく「見学タイム」を過ごせています。
1年使って感じた「買ってよかったか」の結論
結論として、もう一度選ぶとしても、私は同じFLEXBELL 32kg・2kg刻みを選びます。
1年間で故障はゼロ、傷もゼロ。 32kgという上限にもまだ余裕を感じており、今のトレーニングレベルであれば十分すぎるポテンシャルを持った製品だと実感しています。
特に、部屋の広さに制約がある方には迷わずおすすめできます。 逆に、すでに広いトレーニングスペースがあり、いずれ40kg以上の高重量を扱う予定がはっきりしている方は、最初からより重いモデルやパワーブロック型を検討しても良いかもしれません。
よくある質問(FAQ)
Q. FLEXBELLとNUOBELLは何が違うの?
基本的には同じ製品ラインの名称変更です。NUO社の製品が「FLEXBELL」から「NUOBELL」というブランド名に変わりましたが、日本の通販サイトでは今でも両方の名称が使われています。
Q. 4kg刻みと2kg刻み、どちらを選ぶべき?
価格を抑えたいなら4kg刻み、細かく負荷を調整して長く使いたいなら2kg刻みがおすすめです。 耐久性の観点でも、新しい2kg刻みモデルの方が改良が進んでいるという情報もあり、私自身2kg刻みを選んで満足しています。
Q. スタンドは絶対に必要?
必須ではありませんが、強くおすすめします。 スタンドがない場合、床に置いたダンベルを毎回深くかがんで持ち上げることになり、腰への負担が大きくなります。予算が許すなら、最初からセットでの購入をおすすめします。
Q. 32kgで筋トレは足りる?
ダンベルプレスやアームカール、サイドレイズなど一般的な種目であれば、初心者から中級者まで十分に対応できる重量です。 私自身、1年使用してもまだ余裕を感じているレベルです。継続して重量を伸ばしていきたい上級者の方は、36kg・40kgタイプも検討候補になります。
まとめ:省スペースホームジムには文句なしの選択肢
1年間、週5日というペースで使ってきたFLEXBELL 32kg(2kg刻み)。 故障・破損なし、傷もなし、そして今も32kgという重量に余裕を感じられるという結果は、購入前の不安を吹き飛ばしてくれるものでした。
- 重量変更が速く、音も気にならないレベル
- 4畳の省スペースジムでも十分な収まり
- スタンドは必須。セットでの購入を強く推奨
- 小さな子どもがいる家庭は、重量設定と保管に一工夫を
「部屋が狭いから本格的な筋トレは無理」と諦めていた私にとって、FLEXBELLはまさに救世主でした。 スペースに制約がある方は、迷わずおすすめできる一台です。
▼我が家の4畳ホームジムの機材・費用の全体像はこちら。

▼2階にホームジムを作る際の床補強の実例はこちら。

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