「スウェーデンハウスで吹き抜けを採用したいけど、実際に住んでみてどうなの?」——憧れる方が多い間取りである一方、ネットでは「冷暖房効率が悪い」「光熱費が高くなる」「音やにおいが筒抜け」などの後悔ポイントも目立ちます。
私たちは2025年7月から、スウェーデンハウスの規格住宅「ヘンマベスト」で暮らしています。我が家はリビングに6畳分の吹き抜けを採用しました。

家を建てる前は私自身、「吹き抜けは憧れるけど、本当に快適なのか?」と相当悩みました。そこで本記事では、ネットでよく挙がる4つの吹き抜けの懸念ポイントについて、実際に住んでいる施主として正直に感想をお伝えします。
結論を先に言ってしまうと、リビング吹き抜けは「やってよかった」と心から思える選択でした。同じように検討中の方が、不安を整理したうえで判断できる記事になれば嬉しいです。
そもそも、スウェーデンハウスと吹き抜けは相性が良いのか?
吹き抜けの懸念ポイントを見ていく前に、まずそもそもスウェーデンハウスと吹き抜けは本当に相性が良いのか?という根本的な疑問から検証してみます。これを理解しているかどうかで、吹き抜けに対する印象は大きく変わります。
検証①:高気密・高断熱で「上下の温度差」は克服できるか?
「暖気が上に逃げる」のは断熱性能の問題
一般的に吹き抜けが敬遠される最大の理由は、「暖気が上に逃げて、1階が寒くなる」こと。しかし、これは断熱性能の低い住宅で発生する現象であり、断熱性能の高い家であれば話は変わってきます。
スウェーデンハウスは熱損失が少ない
スウェーデンハウスは木製サッシ+3層ガラスに加え、壁・床・天井すべてに高性能断熱材が入ったモノボックス構造です。その結果、外壁・窓からの熱損失が少なく、室内全体が均一な温度になりやすいのです。
つまり、吹き抜けがあっても上下の温度差が小さく済む可能性が高いと言えます。
検証②:24時間第一種換気で空気は循環するか?
吹き抜けがあると、空気の循環という意味では実はメリットがあります。24時間第一種換気が標準装備のスウェーデンハウスは、家全体の空気が約2時間に一度入れ替わる仕組みです。
吹き抜けがあることでさらに空気の対流が生まれ、1階・2階の空気質が均一になることが期待できます。
検証③:採光性能は本当にアップするのか?
吹き抜け上部に大きな窓を配置すれば、1階リビングの奥まで自然光が届きます。冬場の低い日差しもしっかり取り込めるため、昼間は照明をつけなくても十分明るい——これは住んでみて毎日実感しているポイントです。
ヘンマベストにも吹き抜け対応のプランが複数あります。共通する特徴は「リビング上部に2階の廊下やホールが面する」設計。1階LDKと2階を視覚的・空間的につなぐことで、家族のコミュニケーションも自然と生まれます。1,200mmモジュールならではの広々とした吹き抜けスケール感も魅力です。
ここまで挙げた4つのポイントだけ見ると、スウェーデンハウスと吹き抜けは相性が良さそうに思えます。しかし、これらはあくまで「理論上のメリット」。実際にネットで言われている懸念は本当に解消されているのか?ここから先は、施主として実際に住んでみた感想をベースに、4つの懸念ポイントを正直に検証していきます。
「冷暖房効率が悪い・光熱費が高くなる」は本当か?
ネットでよく見る後悔ポイント
「寒い」「光熱費が爆増」の声
吹き抜けで最も多く語られる後悔がこれです。「冬は暖気が天井に逃げて、1階リビングが寒い」「夏は2階に熱がこもって冷えない」「結局、エアコンの設定温度を上げ下げして光熱費が爆増した」——ネット上ではこうした声が目立ちます。
ネットの情報を整理してみた
吹き抜けで冷暖房効率が落ちる仕組み
吹き抜けがある家では、1階と2階が連続した一つの空間になります。空気は暖まると上昇するため、冬場は1階で温めた空気が2階に逃げてしまいます。
逆に夏場は、2階に集まった熱気が1階にも降りてきます。その結果、「冷暖房する体積が大きくなる」「温度ムラが生じる」という問題が発生します。
ただし、これはあくまで「断熱性能が低い家」での話。家の性能によって、吹き抜けの冷暖房効率は劇的に変わります。
高気密・高断熱住宅では話が違う
スウェーデンハウスのUA値は0.39程度、C値は0.64程度。一般的な省エネ基準(UA値0.87)と比べて約2倍の断熱性能です。気密性能もトップクラス。
つまり、外への熱の出入りが少ないため、室内の空気が均一に保たれやすいのです。
高気密・高断熱住宅では、吹き抜けがあってもエアコン1〜2台で家全体の温度をコントロールできるケースが多く報告されています。むしろ、空気が循環しやすいため「リビングのエアコン1台で2階の廊下まで暖かい」という声も。重要なのは床・壁・天井からの放射熱が安定していることで、これが体感温度を大きく左右します。
ネットで見る施主の声
- 「吹き抜けがあっても冬は1階のエアコン1台で家全体が暖かい。2階の寝室もほぼ同じ温度で快適。」(施主 ブログより)
- 「光熱費は前のアパート時代より下がった。吹き抜けがあっても断熱性能のおかげで暖房効率はむしろ良い。」(施主 口コミより)
- 「夏は2階に熱がこもりがちなのは事実。シーリングファンを回せば気にならないレベル。」(施主 ブログより)
施主としての感想
冬:1階エアコン1台で家中ぽかぽか
我が家では冬場、1階リビングのエアコン1台を稼働させているだけで、2階の廊下や寝室まで十分暖かい状態が保てています。吹き抜けがあることで、むしろ暖気が自然に2階へ循環してくれているような感覚です。
1階と2階の温度差を測ってみても、せいぜい1〜2℃程度。正直、想定をはるかに超える快適さでした。
夏:軒とバルコニーで日射を遮蔽
夏場については、別記事でも書きましたが、軒を長めに設計したことと、リビング窓の上にバルコニーを被せる配置にしたことが大きく効いています。
吹き抜け上部の窓から強い日射が入ると確かに2階が暑くなります。ここの日射遮蔽は設計段階で必ず計画すべきです。我が家は再熱除湿エアコン1台で、夏も快適に過ごせています。
光熱費:太陽光との組み合わせで実質負担少
我が家は太陽光パネルとエコキュートも採用しているため、年間トータルの電気代はかなり抑えられています。吹き抜けがあるから光熱費が高くなった、という実感はまったくありません。
むしろ「これだけ広い空間でこの電気代なら満足」というのが正直な感想です。
💡 後悔しないためのポイント
②冬は1階のエアコン1台で運転を続けると、暖気が自然に2階まで循環する。スイッチをこまめに切らないのがコツ
③太陽光パネルとの組み合わせで、広い空間にも関わらず光熱費は抑えられる
「音やにおいが2階に筒抜けになる」は本当か?
ネットでよく見る後悔ポイント
「テレビ音」「料理のにおい」の不満
吹き抜けのもう一つの代表的な後悔ポイントが、「音・におい問題」です。「1階のテレビ音が2階寝室に響いて眠れない」「キッチンの料理のにおいが2階の服に付く」「家族の生活時間がずれるとお互い気を使う」——こうした声もネットでよく見かけます。
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なぜ音やにおいが上に伝わるのか
吹き抜けがあると、1階と2階が物理的につながった一つの空間になります。そのため、1階で発生した音や空気中のにおい成分が、何の障壁もなく2階へ届きます。これは構造上、避けようがありません。
ただし、影響の大きさは間取りや生活スタイルによって大きく変わります。たとえば、吹き抜けが2階の寝室に直接面しているか、廊下やホールを介しているかで、音・においの届き方は大きく変わってきます。
キッチンの位置とレンジフードが鍵
においに関しては、特にキッチンの位置とレンジフード性能が決定的に重要です。吹き抜けの真下にキッチンを配置すると、においが上に直撃します。
一方、キッチンを吹き抜けから離れた位置に配置するか、強力なレンジフード(同時給排型など)を採用すれば、においの問題は大きく軽減されます。
| 対策 | 効果 | 備考 |
|---|---|---|
| キッチンを吹き抜けから離して配置 | ◎ | 設計段階での最も根本的な解決策。LDKの配置で工夫する。 |
| 同時給排型レンジフード | ◎ | 給気と排気を同時に行うため、においを室内に拡散させにくい。 |
| 吹き抜けと寝室の間に廊下・ホールを介す | ○ | 音・においともに減衰する。ドアを閉めればさらに効果的。 |
| シーリングファンで強制的に空気循環 | ○ | においを早く家全体に拡散・換気で排出させる。 |
ネットで見る施主の声
- 「家族が起きる時間に差があるので、朝のキッチンの音や匂いが寝室まで届くのは少しストレス。」(施主 口コミより)
- 「揚げ物の日は2階のクローゼットの服にもにおいが付く。レンジフードを強めに長く回すようにしている。」(施主 ブログより)
- 「音は思ったほど気にならない。むしろ家族の気配を感じられて安心。」(施主 ブログより)
施主としての感想
我が家でも音とにおいについては、入居前にかなり心配していました。しかも我が家の寝室は、吹き抜けとの間に壁とドアがあるだけで吹き抜けに面している間取りです。条件としてはむしろ「におい・音が伝わりやすい」配置と言えます。
しかし住んでみると、「ほとんど問題にならない」というのが正直な感想です。
音は「気になる音」と「安心する音」がある
確かに1階リビングのテレビ音や話し声は2階にも伝わります。しかし、それを「うるさい」と感じるか「家族の気配があって安心」と感じるかは、人それぞれ。
我が家は子どもがまだ小さいこともあり、「2階で何かあったらすぐ気づける」「1階にいても2階の様子がわかる」というメリットの方を強く感じています。
ただし、夜遅くに帰宅してテレビを見る、早朝に出勤する、といった生活時間のズレが激しいご家庭は要注意かもしれません。我が家ではこの点で困った経験はまだありません。
我が家も「同時給排型レンジフード」を採用
におい対策として、我が家ではキッチンに同時給排型のレンジフードを採用しています。給気と排気を同時に行う仕組みで、調理中の煙やにおいを効率よく屋外へ排出してくれるタイプです。吹き抜け+第一種換気との相性も良く、リビング・ダイニング側に料理のにおいが滞留しにくいのを毎日実感しています。
我が家がタカラスタンダードのキッチン「オフェリア」を選んだ理由や、レンジフード・食洗機などの設備選びの詳細については、別記事「【スウェーデンハウス「ヘンマベスト」のキッチン選び】家事楽を追求!タカラスタンダードを選んだ理由」で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
においは第一種換気の威力が想像以上
においについては、第一種換気が常に空気を入れ替えていることが圧倒的に効いている実感があります。前述のとおり、我が家の寝室は壁とドアを隔てて吹き抜けに面しているにもかかわらず、キッチンや1階のにおいが寝室まで上がってきて気になった経験は今のところありません。
これは、以前住んでいたアパートと比べると本当に驚きでした。アパート時代は隣の部屋で料理をしているにおいがこちらの部屋まで漂ってきたり、自分が揚げ物をすれば寝室まで油のにおいが残ったりするのが当たり前でした。
スウェーデンハウスの第一種換気は、揚げ物や焼肉をしてもしばらくすると家全体に新鮮な空気が回り、においがほとんど残りません。「吹き抜けがある=においが筒抜け」というネットの定説は、少なくともスウェーデンハウスにおいては過剰な心配だと感じています。
むしろ「換気が効く家」だからこそ吹き抜けが活きる
住んでみて分かったのは、第一種換気が強力に効くスウェーデンハウスだからこそ、吹き抜けという「空気がよどみそうな大空間」が成立しているということ。普通の換気性能の家で同じ吹き抜けを作ると、ネットで言われているような後悔につながるのかもしれません。
💡 後悔しないためのポイント
②第一種換気の威力を信じる。スウェーデンハウスなら寝室が吹き抜けに面していても、においはほとんど気にならないレベルに収まる
③揚げ物などの日はレンジフードを30分〜1時間長めに回せば、においはほぼ残らない
④家族の生活時間にズレが大きいご家庭は、寝室の防音性を高める設計(ドアの選定など)も検討する
「シーリングファンは必須」は本当か?
ネットでよく見る声
「必須派」と「飾り派」に分かれる
吹き抜け×スウェーデンハウスのおしゃれな写真で、ほぼ必ず映っているのがシーリングファンです。「吹き抜けにはシーリングファンが必須」「ないと温度ムラが解消できない」という意見が定番化しています。
一方で「実は飾りで、ほとんど回していない」という声もあります。
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シーリングファンの本来の役割
シーリングファンの役割は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、空気の循環です。冬は天井に溜まりがちな暖気を下に降ろし、夏は上に溜まる熱気を撹拌して温度ムラを解消します。
ふたつ目は、気流による体感温度のコントロール。風が当たることで体感温度が下がるため、夏のエアコン効率を上げる効果があります。
回転方向で冬・夏の使い分け
多くのシーリングファンには「正転(夏モード)」と「逆転(冬モード)」の切り替えがあります。
| 季節 | 回転方向 | 効果 |
|---|---|---|
| 夏 | 正転(風が下向き) | 体に直接風が当たり、体感温度を下げる。エアコン設定温度を上げてもOK。 |
| 冬 | 逆転(風が上向き) | 天井の暖気を壁伝いに下へ降ろし、温度ムラを解消する。直接の風は感じない。 |
デザインアイテムとしての価値も大きい
機能面だけでなく、吹き抜け空間の主役級インテリアとしての価値も無視できません。木目調・アイアン調・北欧風など、スウェーデンハウスの内装と組み合わせると、空間全体の完成度が一気に上がります。
ネットで見る施主の声
- 「シーリングファンは正直なくても困らない。ただ、つけてあると見た目の印象がまったく違う。」(施主 ブログより)
- 「冬の逆転モードは本当に効く。リビングの足元の冷えが明らかに減った。」(施主 口コミより)
- 「掃除は手間。脚立で届かない高さに付けると業者依頼が必要。」(施主 ブログより)
施主としての感想
我が家もリビング吹き抜けにシーリングファンを設置しました。住んでみての結論は、「機能・デザインの両面でつけて正解」です。
冬の逆転モードで足元の冷えがゼロに
入居初年度の冬、最初は逆転モードのありがたみを正直あまり実感していませんでした。しかし、試しに数日間ファンを止めてみたところ、足元のひんやり感が増しました。
暖気が天井に滞留しているのがよく分かりました。それ以降、冬場はずっと逆転モードで弱回転させ続けています。エアコンの設定温度を1〜2℃下げても、家全体が暖かく感じます。
夏は気流で体感温度を下げて節電
夏場は正転モードで弱〜中の風量で運転しています。直接的に涼しいわけではありませんが、気流があるだけで体感温度が確実に下がります。
その結果、エアコンの設定温度を27〜28℃にしても十分快適です。再熱除湿エアコンとの組み合わせで、湿度も下がるためベタつかない快適さがあります。
見た目のインパクトが想像以上に大きい
そして何より、シーリングファンがあるとリビング吹き抜けの「画になる感じ」が段違いです。来客があった時のリアクションも明らかに違いますし、自分たちで毎日見ても飽きません。
スウェーデンハウスの木製サッシ・梁の見えるデザインとの相性も抜群でした。
我が家は「ライトなし」モデルを選択
ネット上では「吹き抜けにはライト一体型のシーリングファンがおすすめ」と紹介されることが多いですが、我が家はライトが付いていないシーリングファンを採用しました。
理由はシンプルで、吹き抜け部分の照明はスポットライト等で十分確保できていたからです。シーリングファンにライトまで持たせる必要はないと判断しました。
ライト一体型は便利な反面、電球交換のタイミングでファン本体ごとアプローチする必要があったり、選べるデザインが限られたりするデメリットもあります。我が家の場合は、ライトなしモデルにしたことで純粋にデザイン重視でファンを選べたのがよかったポイントです。
照明計画とシーリングファンの選定は、セットで考えるのがおすすめです。
💡 後悔しないためのポイント
②冬の逆転モードは本当に効く。エアコンの設定温度を抑えても暖かく、暖房コスト削減につながる
③ライト一体型が必須とは限らない。他の照明計画で明るさが確保できているなら、ライトなしモデルでデザインを優先するのも選択肢
④吹き抜けの照明計画とシーリングファンの選定は、必ずセットで検討する
「高所窓の掃除が大変」は本当か?
ネットでよく見る後悔ポイント
「掃除できない」「業者代がかさむ」の声
吹き抜けに大きな窓を配置すると、必然的に2階の高さに窓が来ます。「高所の窓掃除が怖くてできない」「業者を呼ぶと費用がかかる」「結局、何年も掃除していない」——これも吹き抜けの定番の後悔ポイントです。
特にスウェーデンハウスの場合は、木製サッシの塗装メンテナンスも高所で発生するため、メンテナンス全体の負担として意識する必要があります。
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高所窓の掃除が難しい理由
吹き抜け上部の窓は、床から3〜5メートルの高さにあるケースが多いです。一般的な脚立では届かず、専用の高所用脚立や足場が必要になります。
また、外側の掃除はバルコニーや屋根からアプローチできない場合、業者依頼がほぼ必須です。
スウェーデンハウスの窓は「180度回転」する
ここで重要なのが、スウェーデンハウスの木製サッシは約180度回転する仕様であること。これは木製サッシのメンテナンスの章でも触れた通り、塗装作業を室内側から行うための機構です。
しかしこの機構は、窓の外側の掃除にも絶大な効果を発揮します。窓を180度回転させれば、ガラスの外側が室内側に向くため、室内から雑巾で拭くだけで外側の汚れが落とせるのです。
ただし、これは「窓に手が届くこと」が前提条件。吹き抜け上部の窓が2階廊下から手の届かない位置にある場合、回転機能のメリットを享受するのは難しくなります。
一般的な引き違い窓やFIX窓の場合、外側の掃除には脚立や業者依頼が必要です。一方、スウェーデンハウスの木製サッシは180度回転するため、手が届く位置の窓であれば室内側から両面掃除が可能。ただし、吹き抜け上部に配置する場合は「掃除のアクセス手段」も設計段階で計画しておくのが理想です。
高所アクセスの設計上の工夫
吹き抜け窓を採用する場合、いくつかの設計上の工夫で掃除負担を軽減できます。
| 工夫 | 効果 | 備考 |
|---|---|---|
| 2階廊下・キャットウォークを吹き抜けに面させる | ◎ | 2階の廊下から窓に手が届く設計にする。最も根本的な解決策。 |
| 窓の高さを2階の腰窓レベルに揃える | ◎ | FIX窓ではなく、開閉可能な腰窓として配置する。塗装メンテも容易。 |
| 長尺モップ・伸縮ワイパーを用意 | ○ | 後付けの対策。届く範囲には限界があるが、内側は何とかなる。 |
| 業者依頼 | ○ | 外側の汚れがひどい場合の最終手段。1回1〜3万円程度。 |
ネットで見る施主の声
- 「高所窓の掃除は確かに大変。ただ、雨で結構流れるので意外と気にならない。」(施主 ブログより)
- 「2階廊下から窓に手が届く設計にしておけば、掃除も塗装も自分でできる。これ重要。」(施主 口コミより)
- 「年に1回だけ業者に頼んでいる。費用はそこまで高くないので割り切っている。」(施主 ブログより)
施主としての感想
我が家でも吹き抜けに窓を採用しています。そして正直に言うと、2階の廊下からは手が届かない位置にあります。
正直、掃除と塗装メンテはこれからの課題
ネット記事や他のスウェーデンハウス施主のブログを読むと「2階廊下から手が届く設計にしてもらった」「自分で塗装メンテができる」という体験談が多く、これは確かに理想的な設計だと思います。
我が家はそこまでアクセスを最優先せず、外観や室内デザインのバランスを優先して窓位置を決めた結果、現状は手の届かない高所に窓があるという状況です。
今のところ汚れは気にならないレベル
ただ、住んでから現時点まで、吹き抜け窓の汚れが気になったことは一度もありません。ネットの口コミにもあったように「雨で意外と流れる」という側面が大きいのかもしれません。屋外側はもちろん、屋内側も思っていたほどホコリが溜まりません。
正直、入居前に想像していたほどの「掃除地獄」にはなっていない、というのが現時点の実感です。
長尺モップで届く範囲のメンテはOK
室内側の軽い汚れやホコリは、2〜3メートルまで伸びる長尺モップでほぼ対応できています。月1回くらいの頻度で軽く払うだけで十分。同じ長尺モップでシーリングファンのホコリ取りもできるので、これは1本持っておいて損のないアイテムです。
塗装メンテの時期にどう対応するかは「将来の宿題」
ただし、木製サッシの塗装メンテナンスは数年後に必ず発生するテーマです。一般的にスウェーデンハウスの木製サッシは5〜10年に一度の塗装が推奨されています。
我が家の場合、2階廊下から手が届かない位置にある吹き抜け窓については、ハシゴをかけて自分で塗装するか、業者にお願いするかを将来検討する必要があります。
これから建てる方には、「塗装メンテのアクセス手段」を設計段階で明確にしておくことを強くおすすめします。設計時にここまで踏み込んで考えていなかったのは、私自身の反省点でもあります。
💡 後悔しないためのポイント
②2階廊下から手が届く設計にできれば理想。ただし、外観・内観デザインを優先して手が届かない位置にしても、雨である程度自浄されるので汚れは思ったほど気にならない
③室内側のホコリやシーリングファンの掃除は、2〜3メートル伸びる長尺モップ1本でほぼ対応可能
④木製サッシの塗装メンテは数年後に必ず発生する。ハシゴ作業か業者依頼かを将来検討する前提で計画しておく
まとめ:スウェーデンハウスのリビング吹き抜けは「やってよかった」
ネットでよく見る4つの吹き抜けの懸念ポイントに、施主として正直に答えてきました。
結論:家づくりで最も満足度の高い選択のひとつ
結論として、「スウェーデンハウスでリビング吹き抜けを採用したことは、家づくりで最も満足度の高い選択のひとつ」というのが私の本音です。
標準仕様が懸念をほとんど解消してくれる
確かに、吹き抜けには冷暖房効率・音・におい・掃除といった懸念があります。
しかし、スウェーデンハウスの高気密・高断熱性能・第一種換気・180度回転する木製サッシといった標準仕様が、これらの懸念をほとんど解消してくれます。
毎日の暮らしを豊かにするメリットの方が大きい
そして、それを上回るメリット——開放感、採光、木製サッシの美しさ、家族の気配を感じられる暮らし——が毎日の生活を豊かにしてくれています。
「吹き抜けは贅沢」ではなく、スウェーデンハウスの性能を最大限に活かす設計だと、住んでみて確信しています。
ネットの懸念ポイント × 施主の答え(要約)
- 冷暖房効率・光熱費:高断熱性能のおかげで、エアコン1台でも家中ぽかぽか。光熱費はむしろ抑えられる
- 音の問題:寝室と吹き抜けの位置関係を工夫すれば伝わりにくい。むしろ家族の気配を感じられる「安心する音」として暮らしのプラスに
- においの問題:第一種換気+レンジフードを長めに回せばほぼ気にならない。揚げ物の翌朝にも残らないレベル
- シーリングファン:機能・デザイン両面で採用推奨。我が家はライトなしモデルでデザインを優先
- 高所窓の掃除:手の届かない位置でも、雨の自浄作用と長尺モップでほぼ問題なし。ただし塗装メンテのアクセスは将来の検討課題
- 総括:スウェーデンハウスの性能と吹き抜けの相性は抜群。検討中なら自信を持っておすすめできる選択


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